種 類 | 特 長 | 原 料 |
濃口 (写真@) |
醤油消費量の約80%。 最も一般的な醤油。 つけ、かけ、煮物等に使う。 |
大豆・小麦50%、食塩 塩分は12〜18% |
薄口 (写真A) |
醤油消費量の約15%。 色が薄く、素材の色や味を 活かす醤油。 吸い物や野菜・白身魚等に使う。 |
濃口と同じ(大豆・小麦50%、塩18〜19%) 塩分濃度が高く、発酵を押さえたり、火入れ温度を 濃口より低くするなどの工夫をして醸造される。 仕上げに甘酒等を加え、甘味を付ける。香りは弱い。 |
たまり | トロリとしたコクがある。 味を濃厚にしたい時に使う。 煎餅や佃煮に使う。 |
大豆90%・小麦10% 大豆がほとんどで、極めて少量の小麦を加える。 色が濃く、とろりとした濃厚な味。 |
さしみ (写真B) |
色や味が濃厚。 「甘露醤油」とも呼ばれる。 |
濃口と同じ(大豆・小麦50%) 塩水のかわりに、火入れをしていない「生醤油」を使って 仕込む。たまりしょうゆよりも香りがある。 |
白 | 薄口醤油より、さらに色が薄い。 薄い色に仕上げたい時や、 香りを活かしたい時に使う。 |
大豆10%・小麦90% 小麦の配分が多い。短期熟成。 淡白な味と上質な香りをもつ。 小麦が主原料なので、糖分が高いのも特徴。 炒って皮を除いた大豆と精白機にかけた小麦を 用いることにより、工程中の色の濃化を抑える。 |