【酢飯】
@米は、炊飯30分前に砥ぎ、ザルにあげておきます。炊飯時の水量は、標準よりやや少なめにします
(炊飯器にすし飯用の目盛があれば、その目盛でOK)。
A濡れフキンで拭いた飯台に炊き上がったご飯を入れ、合わせ酢を少しずつ回し入れ、
うちわ等であおぎながら、ご飯をしゃもじで切り混ぜます(しゃもじは一定方向に動かして下さい)。
【巻き方】
@巻きすの上に海苔を乗せ、海苔の手前1cmと奥3cmを空けて酢飯を均等に置き広げます。
A鮨飯の手前2〜3cmから奥の方に、ほうれん草、厚焼き玉子、かんぴょう、しいたけ、紅生姜を、それぞれ並べます。
B親指で巻きすを、他の指で具を押え、手前から一気に巻き込みます(写真Aのところで、一旦「ぎゅっ」と押えて下さい)。
巻すを一周させ、出来上がり!
Cまな板の上に巻き上がった太巻きを置き、両端を少し切り落としてから、5〜6等分します。
包丁は毎回、濡れフキンで拭いて下さい(拭かずに続けて切ると、米の粘りが原因で
包丁がスムーズに通らなくなり、切り口が汚くなります)。
☆ 酢飯が余ったら、細巻を作っては如何でしょう?
巻き方は太巻きと同じですが、海苔は半分に切って使います。
今回は、キュウリの漬物を使いました(右の写真)。
納豆を細かくたたいたものを巻いたり、
細切りキュウリと煎った白胡麻を一緒に巻いたり、
具材はお好みで。
ご家庭で、いろんな細巻を楽しんでください。 p(^∇^)q
米 |
3合 |
厚焼き玉子 |
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合わせ酢 |
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卵 |
4個 |
酢(できれば米酢) |
200cc |
砂糖 |
大1/2 |
砂糖 |
60g |
みりん |
大1/2 |
塩 |
小1 |
酒(煮切りしたもの) |
大1 |
昆布 |
|
塩 |
小1/3 |
かんぴょうとしいたけの煮物 |
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だし汁 |
大3 |
干ししいたけ |
4個 |
油 |
少々 |
かんぴょう |
15g |
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だし汁 |
1.5カップ |
ほうれん草 |
適量 |
みりん |
大3 |
紅生姜 |
適量 |
醤油 |
大4 |
焼き海苔 |
4枚 |
砂糖 |
大2.1/2 |
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材料(4人前)
A
合わせ酢
米3合に対して合わせ酢は60〜70ccです。酢飯を作る際に、お好みに応じて酢の分量を加減してください。
昆布を入れることにより、酢がなめらかになります。
煮切り
日本酒やみりんのアルコールを飛ばすことです。(この作業工程は「煮切る」と言います)。
鍋に入れた酒やみりんが煮立ったところで、表面に火を近付け燃やし(火を付ける)、すぐに火を消した後、冷まして使います。
☆ほうれん草の代わりにキュウリを用いても良いです。
【合わせ酢】
@ボールに酢・砂糖・塩を合わせ、そこに昆布を入れておきます。
A2時間後に昆布を取り出し、出来た合わせ酢を瓶等に入れておきます(保存用)。
※昆布を入れたまま2時間以上放置すると粘りが出てしまうので、注意して下さい。
【かんぴょうとしいたけの煮物】
@干ししいたけは、ぬるま湯に20〜30分程漬けて戻した後に、芯を取ります。
Aかんぴょうは、水洗いした後に少々の塩で揉み、さっと洗い流してから熱湯で5分間茹でます。
B鍋に下処理をしたかんぴょうとしいたけ、だし汁、みりん、醤油、砂糖を入れ、落し蓋をし、煮汁が1/3位になるまで中火で煮ます。
C鍋が冷めた後、しいたけは薄切りに、かんぴょうは20cm位に切っておきます。
写真をクリックすると拡大されます。
作り方
【ほうれん草】
@塩少量を入れたたっぷりの熱湯に、根元を少し切り落としたほうれん草を根元の方から入れ、さっと茹でます。
A冷水に入れ、冷めたところで根元を揃え、しっかり絞り水気を取ります。
B根元の方から醤油(分量外)を少し掛け、再度しっかり絞ります(醤油洗い)。
【厚焼き玉子】
@ボールに卵を割り入れほぐし、砂糖、酒(煮きりしたもの)、塩、だし汁を入れ、泡立たないよう注意して混ぜ合わせます。
A玉子焼き用のフライパンを中火で熱し、薄く油をひきます。
Bボールからおたま1杯分をフライパンに流し入れ、端が固まってきたところで、奥の方から数回に分けて手前に折りたたみます。
折りたたんだ卵はフライパンの奥に移し、手前の空いている所に薄く油をひき、同様に繰り返し焼きます。
C焼き上がった卵を「巻す」で巻き、形を整えておきます。
D冷めた後、縦に四等分し、更にそれぞれを二等分します。